SCSが「Oracle Exadata」の実機検証施設を開設、PoCなどサービスメニューも拡充
住商情報システム株式会社(以下、SCS)は31日、データベースマシン「Oracle Exadata」の実機検証施設「Oracle Database&Exadataソリューション検証センター」を、同日付けで開設したと発表した。SCSがこれを用いて各種検証を行うほか、同センターを活用した顧客企業向けのサービスも提供される。
同センターでは、専任のSEにより「Oracle Database 11g」および「Oracle Exadata Database Machine X2-2」の機能検証、性能検証、移行検証を行う予定で、SCSはこれによって、大規模データベースへの対応力を強化する意向だ。
また同センターの開設によって、サービスメニューも拡充された。具体的には、PoCサービスを提供し、顧客企業がOracle Exadataの実機を用いて、購入前のパフォーマンス検証や事前の稼働検証を実施できるようにしたことで、確実に効果を確認した上で、導入計画を進められるようになったという。
さらに、Oracle Exadataを必要とするAd Hoc(任意の短期間)な検証に対して、環境提供および技術支援を行う「Ad Hoc検証サービス」もメニュー化された。例えば、Oracle Exadataの検証環境を持たない企業がマイナーバージョンのアップグレードを実施する際などに、技術者の教育やリハーサルに活用できるとしている。