ビットアイルとインテル、データセンター電力使用効率化を共同検証


 株式会社ビットアイルは30日、データセンター電力使用効率化でインテル株式会社と協力すると発表した。第1弾目の取り組みとして、サーバー消費電力効率化の検証を始める。

 今回の取り組みは、ビットアイルが8月1日に設立したビットアイル総合研究所(以下、ビットアイル総研)が実施し、その成果をビットアイルの今後のデータセンター構築や各種サービス開発へ適用する。

 第1弾として、サーバーの実際の消費電力の測定する「インテル インテリジェント・パワー・ノード・マネージャー」を活用した消費電力の見える化、サーバーの消費電力の制御(パワーキャッピング)による電力管理を通じたサーバーの高効率稼働について検証する。

 同検証は、自社クラウドサービス基盤での運用やコロケーションラック内の顧客サーバーの効率稼働へ生かすとともに、将来的には空調設備・機器の稼働と連動したインテリジェントなデータセンター構築・運用を目標とする。

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(川島 弘之)
2011/8/30 16:03