インターコム、PC管理ツールの企業内クラウド版「MaLion Cloud+ SaaSes」


サービスイメージ図

 株式会社インターコムと日本ラッド株式会社は29日、プライベートクラウド型の情報漏えい対策・IT資産管理サービス「MaLion Cloud+ SaaSes」の申込受付を開始した。提供開始日は後日Webサイト上で告知する。

 インターコムが開発した情報漏えい対策・IT資産管理ソフト「Malion 3」の機能を、企業内の部門やグループ会社でプライベートクラウドとして利用できるサービス。ユーザー企業は専用の管理者用プログラムとPC監視用プログラム、およびソフトウェアVPNを導入することで、新たにサーバーを立てずにサービスを利用できるという。

 Webアクセスや送受信メール、USBメモリの使用、プリンタ出力など情報漏えいにつながるさまざまなPC操作を監視・禁止可能。強度の異なる3段階のセキュリティポリシー(操作監視ルール)を標準で搭載し、段階的に強度を上げていくことで、全社的なセキュリティ意識を底上げできるとしている。

 ソフトウェアのライセンス管理などのツールを備え、IT資産管理を同時に行えるのも特徴だ。参考価格は月額1500円/ライセンスから。最低契約数は10ライセンス、最低契約期間はサービス利用開始日より6カ月。

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