A＆I、Notesユーザー企業向けのメールセキュリティ対策支援サービス

　エー・アンド・アイ システム株式会社（以下、A＆I）は26日、Lotus Notes/Domino（以下、Notes）ユーザー企業向けのメールセキュリティ対策サービス「Notesメールセキュリティ課題解決支援サービス」を発表した。

　Notesでは標準機能として、メールのコピーを保存する「メールジャーナル」を備えているが、アーカイブと検索の要件を十分満たしているとはいえず、またメールジャーナル機能自体が2002年のNotes R6から実装されているため、それ以前のバージョンではまったく利用できないといった問題があるという。

　今回発表された「Notesメールセキュリティ課題解決支援サービス」は、Notesのこうした不足点を補うために、サイバーソリューションズのセキュアメール製品群「MailBase」「MailGates」「CyberMail」を組み合わせ、Notesユーザー企業のメールセキュリティ対策を支援するサービス。メールジャーナルと連携して、すべてのメール、あるいはフィルタリングされたメールを収集・保管するほか、保管メールが削除・改変されないように管理することができる。

　また、万一メールの情報が外部に流出した場合、保管メールから流出情報をキーワードとして、流出の原因となったメールを即座に検索し、早期対応を支援するとした。

　A＆Iでは、2012年3月末までに20社、3億円の売り上げを見込んでいる。