みずほ情報総研、企業グループのIT基盤構想コンサルサービスを本格展開


 みずほ情報総研株式会社は7日、企業グループのIT基盤構築に向けた「グループIT基盤構想コンサルティング」の本格展開を開始した。

 みずほ情報総研では、みずほフィナンシャルグループをはじめ多くの企業および企業グループへのコンサルティングを通じて蓄積したノウハウを活用し、企業グループ独自のIT基盤の構築を支援する「グループIT基盤構想コンサルティング」を本格展開する。

 サービスでは、IT基盤の早期構築を主眼に、IT起点のアプローチが可能である「コミュニケーション基盤」「統合サーバー基盤」「セキュリティ基盤」の整備から着手。推進にあたっては、グループ各社の情報システムの構築・運用を担当している情報システム子会社と連携し、サービスレベルの明確化、システムの共通化・標準化、クラウド化について検討を行う。

 また、基幹システムやシェアードサービスなど、経営管理や事業連携の高度化の推進に必要となる「業務連携基盤」については、検討ボリュームが大きく費用対効果の考え方についても異なることから、別枠での検討と位置付けているが、並行して検討を行うことも可能としている。

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(三柳 英樹)
2011/7/8 17:28