国際産業技術、VMware vSphereとハードを組み合わせた低価格パッケージ
国際産業技術株式会社は4日、小規模企業やリモートオフィス向けの「VMware“ALL IN ONE”パッケージ」を発売した。
サーバーやストレージ、スイッチと仮想化ソフト「VMware vSphere Essentials Plus」を組み合わせた製品。
中小企業では仮想化の導入にあたり、無償版のVMware ESXiを検討するケースが多い。障害時の迅速な復旧を考えると「vMotion DataRecovery」が搭載された製品版が効果的だが、イニシャルコストが大きくなり、導入を踏みとどまってしまうのだという。
そこで今回のパッケージ製品では、通常500万円近い費用がかかるVMwareの構成を、半額以下の200万円で実現できる「格安さ」を前面に押して訴求する。
具体的なパッケージ内容は、仮想サーバーに「PRIMERGY RX100S6(X3430/16G/160Gx2/RAID)×3台」、管理サーバーに「PRIMERGY RX100S6(X3430/2G/160Gx2/RAID/W2008R2)」、iSCSIスイッチに「Procurve E2510-24G」、ストレージに「Drobo B800i(2TB×4)」、仮想化ソフトに「VMware vSphere Essentials Plus」。
価格は198万円。月額4万2000円でリースも可能。
用途としては、サーバー統合・集約による節電対策、DroboとVMware vMotionによる災害復旧、および無停電電源装置「チェンバットKING」と組み合わせた事業継続などを提案している。