NTTデータ、BizXaaSエリアマーケティングの「診療圏レポート」を完全クラウド化


 株式会社NTTデータと株式会社日本統計センターは23日、NTTデータのクラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービス」上で提供されている「BizXaaSエリアマーケティング」の1テンプレート「診療圏レポート」を、完全クラウド化すると発表した。分析精度の向上や料金体系の見直しもあわせて行い、7月1日より提供する。

 「診療圏レポート」は、病院・診療所など、医療機関の診療圏分析(商圏分析)を行うサービス。主に金融機関による医療機関への融資判断や、製薬業界・医療機器業界の医療機関向け営業支援といった用途で活用されてきたという。

 今回は、従来必要とされていた端末へのソフトインストールが一切不要になり、完全クラウド化を実現。また従来の居住人口ベースの分析に加え、昼間人口を使った、より精度の高い分析・予測に対応したことで、都市部における医療機関開業にも利用できるようになった。

 料金面では、使い放題の月額定額課金モデルに加えて、従量課金モデルを導入。分析業務の実施頻度に応じて、コスト削減が可能になっている。


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(石井 一志)
2011/6/24 17:04