ベリサイン、ECサイトのトラブル解決サポートサービス


 日本ベリサイン株式会社(ベリサイン)は、株式会社TradeSafe(以下、トレードセーフ)と販売代理店契約を締結し、「TradeSafeトラストマーク」によるECサイトのトラブル解決サポートサービス「TradeSafeトラストマーク for VeriSign」を7月1日より提供する。

 TradeSafeトラストマークは、ECショップの会社概要やサービス内容を審査・認定する第三者認証機関として、トレードセーフが発行する安心証明マーク。オンラインショッピングを行う一般消費者にとって、信頼できるECサイトの目印となる。

 日本ではEC市場が急成長。2010年の7兆円から2015年には12兆円に達すると予測されている。一方で写真と異なる商品が届いた、ECサイトが倒産して商品が届かないなどの事件が増えている。

 そこで「TradeSafeトラストマーク for VeriSign」では、ベリサインとトレードセーフが対象ECサイトを審査し、優良サイトと認定されたECサイトにTradeSafeトラストマークを付与する。認定ECサイトでは顧客とトラブルが発生した際、ADR(裁判外紛争解決)機関によるトラブル解決支援が受けられる。

 一般消費者側としても、円滑なトラブル解決が図れるほか、最大10万円の見舞金がもらえる「TradeSafeあんしん補償サービス」が受けられるなどのメリットがある。

 価格は、ドメインあたり6万9300円/年。

 ベリサインでは新サービスの開始によって、SSLサーバー証明書と組み合わせた提案も可能となり、ECサイトに対して一貫した支援サービスが提供できるとしている。

関連情報
(川島 弘之)
2011/6/23 15:14