NTTデータ、スマートデバイスの総合セキュリティサービス「BizSMA」


サービス概要図

 NTTデータグループは17日、スマートフォン・タブレット端末(以下、スマートデバイスと総称)を安心・安全に活用するためのセキュリティサービス「BizSMA」を発表した。

 BizSMAは、スマートデバイス活用に必要なセキュリティ対策の検討、情報システムにおけるセキュリティ基盤整備、利用者教育などを提供するサービス。企業が保有する情報システムにBizSMAの各種サービスを適用することで、スマートデバイスの利便性を生かしつつ、強固なセキュリティを確保できるという。

 具体的には、「コンサルティング」「ソリューション」「運用サービス」の3つのサービスラインアップで構成される。

 コンサルティングでは、企業内情報システムにスマートデバイス導入を企画する際、もしくはスマートデバイスを用いた新サービスを企画する際に懸念されるセキュリティの課題をアドバイスする。スマートデバイス・セキュリティコンサルティングとして5月31日より提供済みという。

 ソリューションでは、スマートデバイスを活用した情報システム構築に必要となるデバイス管理、ユーザー認証、検疫といった機能を持つソフトを提供する。

 運用サービスでは、利用者教育、スマートデバイス運用、セキュリティ監視などを代行する。

 今後の予定としては、BizSMAのサービスを順次提供するとともに、顧客の要望に応じて、すでに提供しているシステム・サービスへのBizSMAの適用も進める方針。

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(川島 弘之)
2011/6/17 15:22