ソニックウォール、「最高峰」の次世代ファイアウォール上位機など発表


NSA E8510
SuperMassive E10100

 ソニックウォールは8日、次世代ファイアウォールの新製品「NSA E8510」、および「SuperMassive E10100」を発表した。いずれも7月より国内販売を開始する。

 NSA E8510は、10Gigabit Ethernet(GbE)対応の1Uラックマウント型ファイアウォール。アプリケションの可視化とコントロール機能が追加された「SonicOS 5.8」ファームウェアを搭載し、リアルタイムにアプリケーションのトラフィック、帯域、使用状況を解析し、ユーザーレベルで柔軟にコントロールできるという。

 インターフェイスには、10GbE SFP+×2ポート、Gigabit Ethernet×4ポート、1GbE HAインターフェンス×1ポートなどを備える。大規模企業、病院などのヘルスケア分野、および大学などの10GbE以上の環境が必要な顧客に最適としている。

 一方のSuperMassive E10100は、「次世代ファイアウォールの最高峰」(同社)とアピールする最上位機種。SuperMassive E1000シリーズの1つで、大規模ネットワークのために設計された、最大96コアまで拡張可能なスケーラビリティを備える。40Gbps以上のファイアウォールスループット、30Gbps以上のアプリケーションコントロールと浸入防止サービスを備えながら、省電力、省スペースなどを兼ね備えた省エネ設計が特徴。インターフェイスには、10GbE SFP+×6ポート、GbE SFP×16ポートを搭載する。

 価格はいずれもオープン。

 なお、両製品ともInterop Tokyo 2011で展示中。

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(川島 弘之)
2011/6/9 06:00