NTTアイティ、社外から参加して社内資料も活用できるWeb会議サービス


スマートテレワークの構成

 NTTアイティ株式会社は7日、社外から社内の情報資産を活用したWeb会議に参加できる「スマートテレワークサービス」を発表した。8日より提供する。

 同社はこれまで、社外から社内の自席PCやサーバーに安全にリモートアクセスする「マジックコネクトサービス」と、インターネットを経由してWebブラウザで会議を行う「ミーティングプラザサービス」を提供してきた。新サービスは、両サービスを同時に利用できるもので、社外から参加するWeb会議においても、社内の情報資産を活用できるのが特徴。

 より具体的には、マジックコネクトで使用するUSBキーの中に、リモートアクセス機能のほかにミーティングプラザで必要となる会議室予約・簡易ログインサイトのURL、各種WebメールサービスのURLを格納。ユーザーはマジックコネクトを使用しながら、簡単な操作でWeb会議に参加できるほか、参加中もマジックコネクトを使用して社内の情報資産を活用できるため、的確な判断を下すことが可能という。また、ミーティングプラザの機能を活用し、自分が見ている社内の情報資産を安全にWeb会議の参加者に提示することも可能。

 提供形態は、サービスを提供するサーバーをユーザーで共同利用するASPタイプ。定員5名(うちテレワーカー1名)の場合の価格は、初期費用が4万5000円から(テレワーカーが1名増加すると1万5000円増加する)。年間使用料は13万8000円から(同様に1万8000円増加する)。6月8日~9月30日まで初期費用を半額にするキャンペーンも実施する。

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