NTTビズリンクとNTTアイティ、テレビ会議とWeb会議の相互接続サービス


利用イメージ

 エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社(以下、NTTビズリンク)とエヌ・ティ・ティ アイティ株式会社(以下、NTTアイティ)は1月27日、両社が提供するテレビ会議サービスとWeb会議サービスの相互接続サービスを共同開発したと発表した。これにより、テレビ会議端末を使用するテレビ会議と、PCを使用するWeb会議との間で音声・映像の双方向コミュニケーションが実現する。1月28日より申し込みを受け付け、3月上旬より提供を開始する。

 同サービスは、NTTビズリンクのテレビ会議サービス「テレビ会議多地点接続サービス」と、NTTアイティのWeb会議サービス「MeetingPlaza ASPサービス」を相互接続するもの。これにより、必要に応じてテレビ会議とWeb会議を融合し、例えば、本社-支社間で実施している会社幹部のテレビ会議に、営業所-販売店間で実施している担当者レベルのWeb会議を接続したり、出張中の担当者にモバイルからWeb会議経由で報告させたり、といったことが可能になる。

 仕組みとしては、同時に開催したテレビ会議とWeb会議を「ゲートウェイ」を使用。テレビ会議とWeb会議の会議室番号を入力して両者の接続を行う。

 価格は、初期費用が3万円(税別)、月額費用が会議室あたり6万円(同)。テレビ会議多地点接続サービスとMeetingPlaza ASPサービスの費用は別途必要となる。


(川島 弘之)

2010/1/27 17:06