ビットアイル、IPv6対応のための検証環境サービス「IPv6ラボ」


 株式会社ビットアイルは1日、IPv6対応のための検証環境サービス「IPv6ラボ」を発表した。主にインターネットサービス事業者に対して、同日より提供を開始する。

 「IPv6 ラボ」は、自社サービスのIPv6移行に備え、各種検証を実施するために必要な、インターネット回線、ネットワーク機器およびサーバーなどの検証環境を、ビット
アイルデータセンター内に用意し、オンデマンドで利用できるようにする。

 このサービスを利用することにより、IPv6検証のために高価な機器を購入したり、それらを設置する場所や電源を用意したり、といった準備の手間が省け、低コストでの検証が可能になる点がメリット。また、IPv6対応機器そのものの機能検証も可能なため、本番環境へのIPv6導入に向けた機器選定にも役立てられるとしている。

 価格は、7日間で8万5000円(税別)から。

 なお機器としては、シスコのレイヤ2スイッチ×4とレイヤ3スイッチ×2、ジュニパー製のファイアウォール「SSG-550M」×2、F5のアプリケーションスイッチ「BIG-IP 1600」×2、NECのサーバー「iR120a-1E-300G」×3などが用意されている。

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(石井 一志)
2011/6/1 14:31