IPA、ソフトのバージョン確認ツールに「VMware Player」など3種類を対象に追加


 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は24日、PCにインストールされているソフトのバージョンをチェックできる「MyJVNバージョンチェッカ」のチェック対象ソフトを追加した。対応OSはWindows 7/Vista/XPで、動作にはJava実行環境が必要。

 「MyJVNバージョンチェッカ」は、PCにインストールされているソフトのバージョンをチェックし、最新バージョンであるかを確認できるツール。今回、新たにメールソフト「Becky! Internet Mail」、オフィスソフト「OpenOffice.org」、仮想環境実行ソフト「VMware Player」の3種類のソフトを追加し、合計12種類のソフトのバージョンチェックに対応した。

 IPAでは、ソフトの脆弱性を狙った攻撃が増加しており、利用しているソフトを最新バージョンに保つことが重要だとして、「MyJVNバージョンチェッカ」の活用により脆弱性対策の促進につながることに期待するとしている。

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(三柳 英樹)
2011/5/24 17:48