DISとシマンテックが提携強化、中小企業向けの情報保護対策分野で協業
ダイワボウ情報システム株式会社(以下、DIS)と株式会社シマンテックは20日、中小企業、地方自治体、学術機関向けの情報保護対策分野で協業すると発表した。この協業では、DISが販売している企業向けPCへ、シマンテックの企業向けセキュリティソフトなどを要望に応じてプリインストールし、DISの販売代理店を通じて販売する。販売開始は6月中旬を予定している。
具体的には、PCに対して、エンドポイントセキュリティソフト「Symantec Endpoint Protection」、データバックアップ・リカバリソフト「Symantec System Recovery 2011」などをプリンストール。DISが持つ、国内1万7000社の販売代理店を通じて販売する。
これらの販売代理店では、DISが運営する電子商取引システム「iDATEN(韋駄天)」を通じた商品の発注が可能。またシマンテックでは、プリインストールされる両製品に関して、テクニカルサポートを提供する。
なおDISでは、従来もシマンテックのデータバックアップ・リカバリ対策製品は取り扱っていたが、今回はこの提携関係をセキュリティ対策製品にも拡大。プリインストール形態で提供することにより、中小企業向け商品の付加価値を強化し、さらなる顧客満足度の向上に注力するとのことだ。