ネットマークス、Webアプリケーションファイアウォールの運用代行サービス~ラックとの提携で提供


 株式会社ネットマークスは17日、セキュリティアウトソーシングサービス「SecurePlanet」において、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)運用管理サービス「WAF24+」を提供すると発表した。株式会社ラックとの提携によって提供されるもので、同日よりサービスを開始する。

 WAF24+は、顧客企業のネットワークに設定したWAFの運用管理を代行するサービス。セキュリティエンジニアによる最適な運用を提供することで、WAF運用にかかわる技術者の教育や専任担当者設置を行わなくて済む点がメリットという。

 また、ラックのサイバーセキュリティ研究所の調査研究、セキュリティ監視センターであるJSOCが収集・分析した最新の攻撃手法、Webサイトのセキュリティ診断による知見などを集約した、同社オリジナルの防御パターンを採用。これによって、高いレベルのセキュリティを維持できるとしている。

 対応機器はソリトン製のWAF製品である「NetAttest WAF」で、最小構成の場合、初期費用が31万5000円(税別)から、月額費用が24万5000円(税別)から。このほか、別途機器購入および導入費用が必要となる。

 なお、ネットマークスでは、ECサイト運営企業や、PCIDSSへの対応を検討している企業などに向けて営業活動を行い、初年度10社への販売を見込む。

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(石井 一志)
2011/5/17 12:25