レノボ、最新のXeon E3 1200シリーズを搭載可能なエントリー向けワークステーション


ThinkStation E30

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は17日、エントリークラスのワークステーション「ThinkStation Eシリーズ」のラインアップに、最新Xeonを搭載した「ThinkStation E30」を追加すると発表した。CADデザイン、ゲーム/ソフトウェア開発、医療、金融などの分野に向くという。

 エントリークラスのタワー型ワークステーションとして提供されるThinkStation E30は、クアッドコアのXeon E3-1220(3.10GHz)からXeon E3-1280(3.50GHz)までの各CPU、あるいはデュアルコアのCore i3-2100(3.10GHz)と、最大16GBメモリ、最大4TBのHDDを搭載可能。チップセットはインテル C206で、グラフィック機能としては、NVIDIA Quadro NVS 300、Quadro 400/600/2000といったビデオカードをサポートするほか、Core i3-2100などの一部CPUでは、内蔵ビデオ機能も利用できる。

 また、NVIDIA Quadro搭載時はAutoCAD、Autodesk Inventor、SolidWorks、Solid Edge、内蔵ビデオ機能の場合はAutoCAD、Adobe Creative Suite 4、Autodesk Inventor、SolidWorks、Solid Edgeといった主要なワークステーションISVより稼働保証の認定を受けているのも特長で、安心してアプリケーションを利用できるとのこと。

 さらに、GEIのテストへの合格、EPA(米国環境保護庁)のEPEAT Gold認定の取得、RoHS指令順守など、環境にも配慮がなされている。

 インターフェイスは、USB 2.0×8、シリアル、(前面×2、背面×6)、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、アナログRGB、Display Port、音声入出力などを備える。

 価格例は、Core i3-2100(ビデオ機能内蔵)、4GBメモリ、250GB SATA HDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Professional(64ビット版)といった構成の「782414J」で、9万2400円。

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(石井 一志)
2011/5/17 11:43