大塚商会、日立、アシスト、短期導入可能な中小向けBIパッケージ

　株式会社大塚商会、株式会社日立製作所（日立）、株式会社アシストは12日、短期導入が可能な中小規模システム向けBIソリューション「インメモリ型BI Pack」を発表した。価格は395万円（税別）からで、大塚商会が13日より販売する。

　インメモリ型BI Packは、日立のアドバンストサーバー「HA8000シリーズ」、アシストが販売するBIツール「QlikView」、大塚商会の構築支援サービスをパッケージ化したBIソリューション。

　大塚商会と日立が共同で開発した「BI/DWH検証センター」にて、事前にHA8000/RS220上でQlikViewの動作・性能検証を実施。大塚商会の構築ノウハウを活用するため、導入時のハードウェア/ソフトウェアの選定や個別検証が不要で、最短1週間でシステム稼働できる。また、分析軸設計が不要なため、専任の情報システム担当者がいない中小企業でも導入と同時に分析を始められる点もメリットという。

　性能・機能面では、HA8000シリーズの高い処理性能と大容量メモリをフル活用し、データアクセス処理をメモリ上で展開、数十億件ものデータを即座に検索・照会できるとする。また、QlikViewのインメモリテクノロジや独自の連想技術、複雑な分析も柔軟に行える直感的なインターフェイスなどにより、ユーザー自身で膨大なデータの分析が行えるとしている。

　3社は、拡販、システム構築、マーケティング活動で協力していく考え。