Samsung、10.1型/8.9型のタブレット「GALAXY Tab」~企業での利用も視野に


 韓国Samsung Electronics(Samsung)は22日(米国)、タブレット型Android端末「GALAXY Tab 10.1」「GALAXY Tab 8.9」を発表した。Android 3.0(開発コード名:Honeycomb)を搭載する。

 新製品のうちGALAXY Tab 10.1は、1280×800ドット表示可能な10.1型タッチパネルを搭載し、重量は595g。一方のGALAXY Tab 8.9は、1280×800ドット表示可能な8.9型タッチパネルを搭載し、重さは470gとなる。

 両製品とも、CPUは1GHzのデュアルコアで、内蔵フラッシュメモリは16GB/32GB/64GBの3種類が用意される。OSは、タブレット向けに開発されたAndroid 3.0がベースとなり、さらにSamsung独自のユーザーインターフェイス「TouchWiz」が実装されている。

 通信方式は下り最大21MbpsのHSPA+ 850/900/1900/2100MHzと、EDGE/GPRS 850/900/1800/1900に対応。IEEE 802.11a/b/g/nやBluetooth 2.1+EDR、GPSなどをサポートする。

 サイズとバッテリ容量は、GALAXY Tab 10.1が幅256.6×奥行き172.9×高さ8.6mm、6800mAh、GALAXY Tab 8.9が幅230.9×奥行き157.8×高さ8.6mm、6000mAh。

 なお、両製品はビジネスでの利用も視野に入れており、Cisco、Sybase、SAP、Citrixなどと協力して、企業ユーザー向けのソリューションを開発していく意向だ。

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(石井 一志)
2011/3/23 15:11