ビットスターとノースグリッド、震災支援でオンラインストレージを無償提供


 ビットスター株式会社と株式会社ノースグリットは15日、北海道データセンターを利用したオンラインストレージを無償提供すると発表した。

 東日本大震災の影響で、首都圏ではしばらく電気の供給が抑制される見通し。これに伴い想定される、長期間にわたる自宅勤務や時短勤務を支援する考え。ノースグリッドのProselfをビットスターのサーバー上に構築し、社員間のファイルのやりとりなどに利用できるサービスとして、無償で提供する。

 対象は、関東・東北地方で、現状通勤などに支障を来している企業。サービス仕様は、1社あたり2GBのデータ領域。サービス申込み後最大24時間で利用できるが、通信環境、同社設備などの事情で受信できないケースもあるほか、設備の関係上、先着順での申込みとしている。問い合わせフォームから利用したい旨を連絡することで申込みできる。

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(川島 弘之)
2011/3/15 16:56