日立ソリューションズの文書管理システム「ラビニティOne」がiPhoneに対応


 株式会社日立ソリューションズは1日、文書管理システム「ラビニティOne」において、iOS環境向けのアプリ「ラビニティOne クライアント」がiPhoneに対応したと発表した。提供は3月10日より開始する。

 ラビニティOneは、電子文書管理を支援する製品で、リッチクライアント技術を用いた高い操作性と、協働での文書作成を支援するワークスペース機能が特長。これによって、電子文書の一元管理と管理コスト削減を実現する。

 ラビニティOne クライアントでは、すでにiPadには対応していたが、iPadの大きな画面で営業時に顧客へ資料提示する用途だけでなく、iPhoneを活用してラビニティOneに保管した自社内の文書を確認したいという要望が高まっていたため、アプリをバージョンアップすることにしたという。

 機能としては、フォルダツリーの参照、文書内容の参照、キーワードによる全文検索に対応。通信が可能な場所であれば、iPhoneから手軽にラビニティ Oneへ接続し、社内文書を確認可能で、iPhone本体にはデータが残らないため、セキュリティ面でも安心して利用できるとしている。

 なおiPhoneからの利用に関しては、iPadで利用する際と同様、ラビニティOne本体に加えて「ラビニティ One iPad 連携オプション」も必要になる。価格は、ラビニティOneが157万5000円から、ラビニティ One iPad 連携オプションがWebサーバーあたり15万7500円。ラビニティ Oneクライアント自体は無償で提供される。


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