レッドハット、SAP環境向けの基盤ソリューションパッケージ


 レッドハット株式会社は25日、基幹業務アプリケーション向けの基盤パッケージ「Red Hat Enterprise Linux for SAP Applications」を、国内で提供開始すると発表した。

 Red Hat Enterprise Linux for SAP Applicationsは、SAPのビジネスアプリケーションを最適に利用するために必要な、OS、関連ソフト、サポートサービスを組み合わせたパッケージ。ソフトスタックのみならず、エンタープライズクラスのサポートサービスが含まれているため、SAPがサポートするソフト環境をワンストップで入手し、Red Hat Enterprise Linuxによって、SAPシステムを容易に構築できるという。

 具体的な構成要素としては、SAPのために特別に開発した、Red Hat Enterprise Linux上の高可用性クラスタのエージェントスクリプトやJDK、ライブラリなどが含まれている。さらに技術サポートに関しては、レッドハットが一元的なサポート窓口となり、必要に応じてSAPと協力し、問題の解決に取り組むとのこと。

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(石井 一志)
2011/2/25 18:08