ALSIのセキュアUSBメモリ作成ソフトが、ハンモックのデバイス制御機能と連携


 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は3日、自社のセキュアUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice」と、株式会社ハンモックのIT統合管理ソフト「AssetView PLATINUM Ver.2.0」におけるデバイス制御機能「AssetView PLATINUM G」が連携したと発表した。

 InterSafe SecureDeviceは、汎用のUSBメモリをセキュアなUSBメモリに変換するソフト。このソフトによってセキュアUSBメモリ化されると、登録されていないPCへのデータの移動・コピーが制限され、情報漏えいや社内へのウイルス侵入を防止できるという。また上位モデルの「InterSafe SecureDevice Professional」には、取引先企業やアウトソーシング先企業など、社外へのデータ送信、データ共有を安全に行えるセキュアポーター機能も搭載されている。

 一方のAssetView PLATINUM Gでは、デバイスの使用制御によって、情報漏えい対策などを行うことができる。今回の連携により、接続されたセキュアUSBメモリが登録されたものかどうかをチェックできるようになるため、未登録のセキュアUSBをAssetView PLATINUM G導入済みのPCへ接続しても、その利用を制限できるという。

 また、セキュアUSBメモリを自宅などへ持ち帰った際は、パスワード認証によるロック機能とメモリ領域の暗号化によって、盗難・紛失時の除法漏えいリスクを低減。加えて、USBメモリから自宅PCへのデータ移動制限などのアクセス制御をかけ、情報を守りながら活用できるようにするとしている。

 InterSafe SecureDeviceの価格は、Standardの基本パック(管理ソフト+5ライセンス)が3万9900円から。Professionalは、サーバーライセンスが14万7000円から、USBメモリライセンスが7560円から。

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