キヤノンITS、誤送信やSNSの漏えい対策を強化した「GUARDIAN」新版


 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は25日、メールフィルタリングソフトの新版「GUARDIANWALL Ver7.4」と、Webからの情報漏えい対策ソフトの新版「WEBGUARDIAN Ver3.6」を発売した。

 GUARDIANWALL Ver7.4では、メール誤送信対策機能を強化。誤って送ったメールを送信者自身が削除できる「メールの一時保留機能」や、誤送信が発生した場合にも情報漏えいリスクを低減する「添付ファイルの自動暗号化機能」を新たに搭載した。

電子メールの一時保留機能

添付ファイル自動暗号化機能

 GUARDIANWALL Ver7.4では新たに、年間利用料でAdvancedモデル(全文検索機能付き)と同等の機能を利用できるサブスクリプションライセンスも追加。これにより、組織規模の変更に合わせて必要なユーザー数のライセンスを選択できるため、無駄な投資が防げるという。

 また、クラウドサービスなど企業システムの変化に柔軟に対応できるよう、サーバー台数による制限を設けず、何台でも自由に使用可能となっている。代わりに旧来のモデルに設定されていたユーザー数無制限ライセンスは撤廃し、すべてユーザー規模による価格設定となる。

 価格例としては、50ユーザーで62万4000円(税別)/年、100ユーザーで72万円(同)/年、500ユーザーで100万8000円(同)/年、1000ユーザーで124万8000円(同)/年、5000ユーザーで277万2000円(同)/年。

 一方、WEBGUARDIAN Ver3.6では、ソーシャルウェブからの情報漏えいに対応。各種SNSで発信されたメッセージの保存・閲覧が可能な「ソーシャルウェブ閲覧機能」を追加搭載している。

ソーシャルウェブ閲覧機能
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