キヤノンITS、メール・Webフィルタの導入支援付きパック製品


 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は12月10日、50~500ユーザー規模の企業を対象に、メールセキュリティソリューションパック「GUARDIANWALLらくらく導入パック」と、Webセキュリティソリューションパック「WEBGUARDIANらくらく導入パック」を発表した。14日より販売を開始する。

 GUARDIANWALLは、メール送受信記録の保存やポリシーに違反するメールのブロックなどを行うメールフィルタリングソフト。一方のWEBGUARDIANは、ポリシーに違反するWebサイトへのアクセスをブロックしたり、利用状況を記録したりするWebフィルタリングソフト。今回のらくらく導入パックは、これらソフトのライセンスと導入支援サービスをセットにしたもの。システム構築や運用ポリシー策定の負荷を軽減できるのが特長という。

 販売店を通じて「ハード」「OSライセンス」「らくらく導入パック」を購入すると、キヤノンITSがOS・ソフトのインストール、初期設定まで済ませて出荷する。

 メールの運用ルールでは、「誤送信防止セット」「大量データ制限セット」「個人情報管理チェックセット」の3つのから選択可能。Webの利用制限ルールでは、「基本セット」「書き込み制限セット」「ブロック強化セット」の3つから選択可能。セキュリティポリシーに沿ったルールセットを選択することで、効果的な情報漏えい対策が可能。導入後にポリシー変更があった場合には、ユーザー自身で自由に設定変更できる。

 50ユーザー以上の場合の価格は、GUARDIANWALLらくらく導入パックが75万円から、WEBGUARDIANらくらく導入パックが39万8000円から。




(川島 弘之)

2009/12/10 17:35