MKI、座席数の増減や機能拡張を柔軟に行えるクラウド型コンタクトセンターソリューション


 三井情報株式会社(以下、MKI)は6日、クラウド型のコンタクトセンターソリューション「MKI Smart Contact Center Service」を提供開始すると発表した。1席ごとの月額料金を採用したシンプルな価格体系を採用する。

 MKI Smart Contact Center Serviceは、コンタクトセンターに必要な機能をネットワーク経由で提供するソリューション。SaaS形式で提供されるので、ユーザーは高額な初期投資を行うことなく、コンタクトセンター運営に必要なシステムを、迅速に立ち上げることができる。

 また、コール数の変動などに応じ、立ち上げ後の座席数の増減や機能拡張にも柔軟に対応可能なほか、コンタクトセンター機能をMKIデータセンター内で一元的に管理するため、ユーザーはメンテナンス業務からも解消されるという。

 主な機能としては、ACD、簡易IVR、CTI、通話録音(Logger)といった機能を標準で提供。Web・チャット・ビデオなどへのマルチメディア対応とVoice Portal(IVR機能)を、オプション機能として追加する予定だ。

 なおMKIでは、100席以下の中小コンタクトセンターを中心に、市場の開拓に取り組む考えで、3年間に1500席の販売を目標としている。

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(石井 一志)
2011/1/6 13:51