富士通アドバンストエンジニアリング、メール誤送信防止ソフト「MailBarrier」の機能を強化


 株式会社富士通アドバンストエンジニアリングは22日、メール誤送信防止ソフト「MailBarrier」の機能強化版を同日より販売開始すると発表した。

 MailBarrierは、メール誤送信防止と添付ファイル暗号化の機能を備えたソフト。今回の機能強化版では、まず、ファイル添付時のメール送信ルールが設定可能になった。ファイルを添付して送信しようとした場合に、メール本文を自動チェックし、特定のキーワードを本文/件名/ファイル名に含むメールでは、指定した拡張子ファイルを添付できなくしている。例えば、「見積もり」というキーワードが本文に含まれている場合は、Excelファイルを添付できなくすることで、添付ファイル送信時のミスを低減するという。

 また、あて先確認ダイアログで、グループ別・ドメイン別にあて先表示色を設定可能になった。これによって、社外や指定アドレスへメール送信する場合に、あて先に応じた警告色を表示できるので、直感的にあて先の誤りに気づけるとのこと。

 さらに、添付ファイルの自動暗号化形式として、以前からサポートしている自己復号形式に加え、「zip」形式を新たにサポートしている。

 価格は、1クライアントあたり4095円からで、メディアパックが3990円。OSは、Windows 7 Ultimate/Enterprise/Professional、Vista Ultimate/Enterprise/Business、XP Professional SP2以降に対応する。

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(石井 一志)
2010/11/22 16:12