エイジア、在宅勤務対応のメール共有管理SaaS~メール対応を複数人で


サービス概要

 株式会社エイジアは12日、在宅勤務対応のメール共有管理システム「WEB CAS mailcenter for 在宅クラウド」を発売した。

 同システムは、在宅・社内スタッフどちらも、企業の顧客メール対応作業ができるSaaS型のメール共有管理サービス。企業のメール窓口やフォームに届く問い合わせを一元管理し、複数担当者による二重対応により対応漏れを防ぐ。特にメールソフトに似た簡単操作が最大の特長で、入れ替わりの多い在宅オペレーターの研修時間も大幅に削減できるとしている。

 メール対応の品質を維持するため、テンプレート機能や管理者による承認機能を搭載。在宅スタッフの勤務状況を確認できるモニタリング機能も備える。セキュリティ面では、SSLクライアント認証により、なりすましや不正アクセスを防止する。

 エイジアでは、「昨今のソーシャルメディアの人気の高まりや、個人がインターネットで情報発信するのが当たり前になった現在、企業の評判を左右する顧客対応の重要性は高まっている。企業がメール対応を適切に行うには、コストや繁忙期を見越してオペレーターを柔軟に配置する必要がある。新製品で、人件費を抑えながら迅速なメール対応が可能となるほか、育児・介護で就業が難しいオペレーターにも在宅での就労機会も提供できる」と、WEB CAS mailcenter for 在宅クラウドの発売背景を説明している。

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(川島 弘之)
2010/11/12 14:38