日立ソリューションズ、電子帳票システム「ReportMission」の文書管理オプション


 株式会社日立ソリューションズは11日、電子帳票システム「ReportMission」の文書管理オプション「ReportMission/REV/OSE-CAS」を発表した。12月20日の販売開始を予定する。

 ReportMissionは、さまざまな業務システムから機械的に出力される帳票を、紙に印刷することなく、電子帳票として自動で保存・管理できるようにするシステム。帳票の開発から出力までを効率化する、ウイングアークの「SVF(Super Visual Formade)」で設計した帳票をそのまま取り込めるほか、利用目的や運用方法が異なる帳票について、それぞれに適した管理・移行方法で柔軟に導入できるという。

 今回提供されるReportMission/REV/OSE-CASオプションは、業務帳票と業務文書の統合管理を行えるようにするもの。業務文書を用途・目的に応じ、自動で分類するため、業務帳票に付随する業務文書を簡単にすばやく探し出せ、作業効率の向上が実現する。

 また、業務文書の保管には既存のファイルサーバーをそのまま利用可能で、別のサーバーを立てる必要がなく、導入コストの削減が可能。さらに、業務帳票から抽出したデータを利用しての業務文書作成や、探した業務文書保管先をURLで共有する、といった利用法を行え、業務の効率化を実現できるとのこと。

 日立ソリューションズは、新オプションを含めたReportMission、および関連ソリューション全体について、今後1年間で10億円の販売を見込んでいる。

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(石井 一志)
2010/11/11 14:54