SCS、循環改善型ソフトウェア資産管理を支援するサービス「SAM plus」


 住商情報システム株式会社(SCS)は1日、ソフトウェア資産管理サービス「SCS SAM plus」を同日より提供すると発表した。

 SCS SAM plusは、ソフトウェア資産管理を支援するPDCA型サービス。「導入前ワークショップ」と「レポーティング」の両サービスを標準で提供するほか、「棚卸し支援」「管理改善コンサルティング」をオプションサービスとして用意した。

 まず「導入前ワークショップ」では、ライセンス管理のあるべき姿をユーザーに提示し、現状の管理体制を確認の上、実施目的の明確化と目標セッティングをサポート。次の「レポーティング」において、このワークショップでセットされた方向性に基づき、現状ソフトウェアの数量把握、ライセンスの過不足を確認するとともに、現状の管理体制や運用プロセスの課題の洗い出す。また、成果物としてソフトウェアライセンス管理の関連各種報告書の提供するほか、ユーザーに対するソフトウェアライセンス分析報告会を実施する。

 価格は、「導入前ワークショップ」が30万円/回、「レポーティング」が月額850円/台で、1000台上、100台ごとの年間契約となる。

 このほか、オプションの「棚卸し支援」では、現物棚卸しの代行サービスを提供。「管理改善コンサルティング」では、SCSコンサルタントが管理改善プログラム作成を支援し、継続してPDCAを回していく、循環改善型の運用体制確立に協力するとのこと。価格は両者とも個別見積もり。

 なおSCSでは、SCS SAM plusについて、初年度1億円、3年後に3億円の売り上げを見込んでいる。

関連情報
(石井 一志)
2010/11/1 13:01