Rubyアソシエーション、Ruby技術者認定の上位試験「Gold」を実施へ


 Rubyアソシエーションは6日、Ruby技術者認定上位試験「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold(以下、Gold)」を発表した。受験費用は1万5750円で、2010年初冬より受験申し込み受付を開始する。

 Ruby技術者認定試験制度は、Rubyベースのシステムを設計/開発/運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師などを対象とした認定試験制度。試験の合格者は、Rubyアソシエーションによって「Ruby Association Certified Ruby Programmer」として認定され、Rubyベースでシステム開発を行う上で必要な基礎的な知識、応用力を持つことをアピールできるという。

 従来は、Rubyの背景、文法の知識、オブジェクト指向の機能、組み込みライブラリの知識、実行環境など、Rubyプログラマーとして必須な、基本的なプログラミング技術を持つことを認定する「Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver(以下、Silver)」試験を実施していた。

 今回発表された「Gold」では、「Silver」で求められる範囲をさらに掘り下げた知識に加え、標準添付ライブラリ知識やアプリケーション設計に必要となるクラス、オブジェクトに関する知識を追加。Rubyによるプログラム設計技術を持つことを認定する。

 試験時間は90分で、50問(選択式)中、75%以上の正答で合格となる。なお、試験はプロメトリック株式会社によるCBT(Computer Based Testing)によって配信されるとのこと。

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(石井 一志)
2010/9/6 16:48