ぷらっとホーム、分散ストレージのスモールスタートモデル


CloudStation dSS T2060(3ノードの標準構成)

 ぷらっとホーム株式会社は25日、リニアに容量・性能を拡張できる分散ストレージのスモールスタートモデル「CloudStation dSS T2060(以下、T2060)」を発表した。

 T2060は、分散ストレージのスモールスタートモデル。既存のストレージプールをリニアに拡張しながら運用を継続できるストレージエンジン「distributed Storage System Engine(dSS Engine)」の全機能を利用でき、既存モデルよりも初期コストを抑えた導入が可能なため、大容量データアーカイブを長期運用するシステム管理者はよりスピーディに手間なく拡張できる。

 最大の特長は、従来のようなストレージプールを管理する単一のマスターノードを持たず、ノードを接続するだけで容量・性能を拡張できる「マスターノードレス方式」を採用する点。CloudStation dSSをはじめとする同シリーズの異機種と混在したストレージプールを構成できるため、機器入れ替え時のストレージプール再構築が不要で、サービスを止めずに拡張できるという。

 これにより、数年先のデータ容量増加まで見越した導入計画が必要なくなり、初期予算に合わせたスムーズな導入、および容量の使用率に合わせた柔軟な拡張を実現するのがメリット。

 価格は、12TB(3ノード構成、RAID 6、システム領域含む)の標準構成で298万円。追加ノードが4TBで98万円。最大構成時で936TBまで拡張できる。

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