米投資会社Thoma BravoがLANDeskを買収


 米LANDesk Software(LANDesk)は23日(米国時間)、投資会社の米Thoma BravoがLANDeskをEmersonより買収する手続きに入ったと発表した。この買収は9月末に完了する予定で、買収額などは公開されていない。

 LANDeskは、エンタープライズ向けのIT資産管理ツールを手掛ける企業。一時は米Intelに買収され、Intelのソフトウェア部門として活動されていたものの、2002年に同社をスピンアウトした。その後、2006年4月にデータセンター管理製品などを扱う米Avocentに買収されたが、Avocentが2009年10月にEmersonに買収されたため、LANDesk部門のその傘下に入っていた。

 なお買収完了後は、LANDeskのエクゼクティブ バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、スティーブ・デイリー氏が、LANDeskのCEOに就任する予定。同氏は、「Thomas Bravoの裏書を得たことで、LANDeskの従業員、顧客およびビジネスパートナーは、非常に明確かつ集中した商機を生みだすことができるようになるだろう」と述べている。

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