内田洋行、グループウェアをNotes/DominoからBPOSへ全面移行


 株式会社内田洋行は、全従業員約2000名が利用するグループウェアとして、「Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS)」を採用した。

 BPOSは、世界で4000万ユーザー以上に利用されているMicrosoft Online Servicesにおいて、「Exchange Online(メール/共有予定表/連絡先)」「SharePoint Online(情報共有/文書管理)」「Office Live Meeting(Web会議)」「Office Communications Online(インスタントメッセージング/在席情報)」を包含したクラウド型の統合グループウェア。

 内田洋行では従来、Lotus Notes/Dominoを中心にグループウェア環境を構築していたが、2009年から社内グループウェアの統合、ワークスタイルの変革のためのコミュニケーションインフラの刷新を検討した結果、オンプレミスとクラウドを柔軟に選択できグループへの展開が容易であることや、短期間で移行できる点などを評価し、BPOSの全面採用を決定した。2010年11月にメールの利用から開始し、随時その用途を拡大する予定という。

 また内田洋行では、BPOSの社内利用だけでなく、マイクロソフトとBPOS販売に向けた協業でも合意しており、教育・公共分野やオフィス環境分野を中心に販売を展開するとしている。

関連情報