日立電サ、各社のIT製品と自社のサポートサービスをパック化した「Make IT Simple」


 日立電子サービス株式会社(日立電サ)は26日、同社が選定した他社の製品と、日立電サのサポートサービスを組み合わせたソリューション「Make IT Simple」を発表した。同日より提供を開始する。

 Make IT Simpleは、主に中堅・中小企業向けに、製品とサポートサービスをあわせて提供するワンストップソリューション。各メーカーごとに異なる障害受付窓口をまとめたい、各社の製品導入から保守までを一括して面倒を見てほしい、といった顧客からの要望を反映してメニュー化されたという。

 具体的には、日本HP、デル、レノボ、エイサーといった各社のPCや、シトリックスの仮想化製品「XenApp」「XenDesktop」、Skyの資産管理製品、アイマトリックスのメールセキュリティ製品、日本HPのネットワーク機器、京セラミタの複合機、ニューテックのストレージについてパッケージを用意。これらと、日立電サの「マルチベンダ通報サービス」の、計12種類のソリューションをラインアップした。

 各パッケージとも、日立電サが持つ運用・保守サービスでの長年の経験と技術、インフラ、および全国320拠点のサポート体制を活用し、サポートサービスを含めたワンストップでの提供を可能にしているとのこと。

 なお日立電サでは、初年度に合計150億円の売り上げを目指している。

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(石井 一志)
2010/7/26 16:53