日本IBM、「真に統合されたグローバル企業」への変革を支援するサービス「IBM Global One」


 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は8日、グローバル規模で活動する企業向けのコンサルティングサービス「IBM Global One - A Unified Global Instance of SAP(以下、IBM Global One)」を発表した。人、プロセス、システムといった経営リソースを統合化・最適化することで、企業競争力を強化できるという。

 IBM Global Oneは、グローバル企業が、事業や地域を横断した経営資源の統合化・最適化する「真に統合されたグローバル企業(GIE:Globally Integrated Enterprise)」へ変革するのを支援するためのサービス。日本IBMでは、このサービス提供のための専任チームを設置するとともに、自らがGIEを目指す取り組みの中で得たスキル、知識を生かして、戦略策定のためのコンサルティングから、システム構築・運用までを一貫して提供するという。

 具体的には、「ガバナンス」「ピープル」「プロセス」「プラットフォーム」「テクノロジー」の5つを変革領域として定義し、これらすべての領域での変革を、総合的に支援するとのこと。

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(石井 一志)
2010/7/8 17:49