MRIがサイトロックのSaaS型統合運用管理サービスを販売開始


 株式会社三菱総合研究所(MRI)とサイトロック株式会社は6月23日、サイトロックが提供するIT機器のSaaS型統合運用管理サービス「siteROCK Remote Station」(以下、SRS)を、MRIが提供するITマネジメントプログラムのサービスメニューに追加したと発表した。

 MRIの「ITマネジメントプログラム」は、ITマネジメントの国際的フレームワークであるCOBITをベースに体系化したサービス。企業におけるITの問題点・課題を分析し、整備・改善を行う総合支援サービス。

「ITマネジメントプログラム」に、今回「SRS」をサービスメニューに追加することで、資産管理からセキュリティ管理や稼動監視、リモート運用操作までをウェブ画面を通じて提供する。SaaS型のため、新たなサーバーへの初期投資や運用コストを低減するとともに、短期間の導入を可能にしたという。

 「SRS」の主な機能は、モニタリング機能とマネジメント機能で、モニタリンク機能では、サービス・パフォーマンスの監視、履歴管理、セキュリティ監視、自動デバイス検出、システム変更監視などの機能を備えた。また、マネジメント機能では、スクリプト実行、リモートコントロール、Windowsパッチ管理、資産管理 ( H/W、S/W )、インテルvProテクノロジーのリモートによる電源管理機能などを実装。ソフトウェア配信機能、ライセンス管理機能にも対応する。

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(工藤 ひろえ)
2010/6/24 06:00