自宅のPCをクラウドストレージに、フリービット「ServersMan@Desktop」
「ServersMan@Desktop」のメイン画面 |
フリービット株式会社は10日、サーバーソフト「ServersMan」シリーズの新ラインナップとして、Windows用ソフト「ServerMan@Desktop 1.0β」を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。ServersManのサイトからダウンロードでき、無償で利用できる。
ServersMan@Desktopは、PCをサーバー化してクラウドストレージとして利用可能にするソフト。外出先などからServersManのWebサイトにアクセスしてログインすると、ServersMan@Desktopをインストールしてある自宅のPCがサーバーとして示され、データ保存領域にあるファイルを取り出すことができる。WebDAVにも対応し、WindowsやMacからネットワーク上のドライブとしてシームレスに利用できる。
また、一般にファイルを公開するWebサーバーとしての利用も可能で、通常のファイル保存領域とは別にWebサーバーとして公開するフォルダーも指定できる。IDやパスワードによるアクセス制限にも対応し、大量の写真などを手軽に自宅のPCから直接公開できる。将来的には、ドメイン名登録サービス「UbiqName」との連携により、独自ドメイン名でのサービス提供も予定している。
Googleが提供しているデスクトップ検索ソフト「Googleデスクトップ」との連携により、PC内のファイルやメールをリモート環境からブラウザー経由で検索し、アクセスできるサービスも提供する。同様の機能を持つ「Windowsデスクトップサーチ」にも近日対応予定。
また、ServersMan連携アプリの「Scooop」にも対応。携帯電話などで撮影した写真を、ServersMan@DesktopがインストールされたPCに直接保存できる。ServersMan@Desktop 1.0βでは、まずはAndroid携帯端末からのデータ保存先として利用できる。
Webブラウザーから自宅のPC上の「ServersMan@Desktop」に直接アクセスできる | 利用イメージ |