日立、小規模向けスリムサーバーの新製品「HA8000/SS10」
HA8000/SS10 |
株式会社日立製作所(日立)は、日立アドバンストサーバー「HA8000シリーズ」に、オフィスや店舗のデスク上へ設置できるスリムタワー型サーバー「HA8000/SS10」を追加し、6月11日より販売を開始する。
HA8000/SS10は、現行の最小モデル「HA8000/TS10」よりも体積を約57%、設置面積を約54%削減した小規模向けIAサーバー。小型化の一方で、最大3台の2.5型SAS HDDやDATドライブなどのバックアップ装置を搭載でき、高信頼なシステム運用やデータ保管が可能という。
また、電源効率82%の「80 PLUS BRONZE」認証電源を採用するほか、待機時の消費電力を抑え、ENERGY STAR適合モデルを提供するなど、環境に配慮した設計となっている。
そのほかのスペックとしては、Core i3-540/Pentium G6950、最大16GBメモリ、600GB SAS HDD/2TB SATA HDDを搭載できる。
新製品リリースに併せて、保守員によるログ確認や定期点検、障害発生時の迅速対応などを製品とセットで提供する「おまかせ安心モデル」に、サービス期間を従来の3年から延長した4年/5年保証モデルを追加。HA8000シリーズ全9機種にて提供を始める。
HA8000/SS10の価格は、12万8100円から。おまかせ安心モデルの価格は、3年保証モデルが22万2600円から、4年保証モデルが27万5100円から、5年保証モデルが32万7600円から。出荷開始は6月30日より。