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DNPとKeypascoが協業、継続的な本人・端末認証を実現する「DNPマルチトラスト認証」を11月より提供
2026年9月16日 09:00
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は14日、Lydsec Keypasco Digital Technology Company Limited(以下、Keypasco)と、人やAIエージェントによるデジタルサービスの安全な利用を支える認証の基盤づくりに向けて協業すると発表した。これに伴いDNPは、金融サービス事業者向けに、本人確認やデバイス認証、リスクベース認証等を組み合わせた「DNPマルチトラスト認証」の提供を11月より開始する。
「DNPマルチトラスト認証」は、口座開設・会員登録時に確認した「本人」と「利用端末」の情報を、ログインや送金等の重要取引時にも活用し、本人であることや利用端末の真正性を継続的に認証するサービス。正規のID・認証情報によるアクセスであっても、本人確認時に登録した端末であるか、アクセス状況などに不審な点がないかといったことを確認し、不正利用のリスク低減を支援する。
パスワード入力に依存しないFIDO認証などを活用するとともに、利用端末をバックグラウンドで検証することで、利用者の操作負担を抑えながら安全性を高められる点がメリットだ。
なお、「DNPマルチトラスト認証」では、Keypasco独自のデバイス認証技術に加え、利用端末やアクセス状況から不正利用のリスクを判定する「リスクベース認証」を活用。高リスクと判断した場合には、取引操作とは異なる経路で利用者本人が取引内容を確認・承認する「2経路認証」を行い、不正な送金・取引の発生を抑止するとした。
DNPとKeypascoは、同サービスを銀行、証券会社、クレジットカード会社などの金融サービス事業者向けに提供するとともに、製造業や行政サービスなど、高い安全性が求められる領域への展開を進める。
また、本人確認や端末認証で培った技術・ノウハウを、AIエージェントの真正性や権限などを確認する「Know Your Agent」に応用する考えだ。具体的には、AIが利用者に代わって申請や契約、取引などを行う代理処理の発生時に、利用者が手元の端末でリアルタイムに内容を確認・承認する仕組みへの拡張を実現するとしている。
