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マクニカ、ランサムウェア攻撃の侵入口となる漏えい情報を発見するダークウェブ調査サービス「ANTERAS DarkWeb」

 株式会社マクニカは8日、同社のASM(Attack Surface Management)「ANTERAS ASM」で発見した未把握資産までを対象に、漏えい情報を高精度に発見するダークウェブ調査サービス「ANTERAS DarkWeb」を提供開始した。

 ANTERAS DarkWebは、予防型サイバーセキュリティサービス「ANTERAS」のラインアップとして、ANTERAS ASMで培った資産把握の知見を生かし、自社で把握できていない海外拠点・グループ会社の資産を含めた網羅的かつ高精度なダークウェブ調査と、対処の優先順位付けを提供する。これにより、ランサムウェア攻撃などの主要な侵入口となっている漏えい情報悪用の未然防止を支援する。

 マクニカは、ランサムウェア攻撃の侵入手口は、VPN機器やリモートデスクトップなど外部に公開された資産が大多数を占めているが、近年では脆弱性のある機器だけでなく、パッチ適用済みの機器を経由した侵入も増加していると指摘する。このことから、正規のIDやパスワードなどの認証情報の悪用が、侵入手口の一つとなっている可能性が考えられるとしている。

 そのため、ランサムウェア攻撃の予防には、ダークウェブ上で流通している漏えい情報を把握し、悪用される前に対処する必要がある。しかし、こうした漏えい情報の量は膨大なため、その中から自社に関連する情報を企業の情報システム部門だけで正確かつ継続的に把握することは容易ではない。また、漏えい情報の種類や漏えい経路によって、悪用される可能性や事業への影響度、求められる対応の優先順位は大きく変わる。

ANTERAS DarkWebの支援内容

 ANTERAS DarkWebは、マクニカのセキュリティ研究センターを中心とした専門アナリストが、ANTERAS ASMで発見した未把握資産を含む幅広い資産情報を起点とし、自組織に関連する漏えい情報を高精度に特定する。これにより、海外拠点やグループ会社の資産に起因する漏えい情報や侵入リスクまで把握する。

 漏えい情報は、「情報種別」と「漏えい原因」の観点で分析する。影響度や悪用可能性に応じて、優先的に対処すべきリスクを特定する。また、漏えい原因を特定することによって、MFA(多要素認証)の強化やマルウェア駆除など、根本要因への対策につなげる。

 マクニカは、ANTERAS ASMによる外部公開資産の継続的な把握と、ANTERAS DarkWebによる漏えい情報の可視化を組み合わせて提供することで、外部公開資産と認証情報という、攻撃者に狙われる2つの主要な侵入口の一元的な管理と対処を支援する。