ニュース

サイバーソリューションズ、文脈解析型の誤送信防止サービス「AiSE Guard」を提供

複雑なルール設定不要でメール誤送信を防止

 サイバーソリューションズ株式会社は8日、AI活用セキュリティブランド「AiSE(アイシー)」の第1弾として、キーワードマッチングでは判断できない「文脈」を理解するメール誤送信対策サービス「AiSE Guard」の提供を開始したと発表した。

 AiSE Guardは、生成AIを活用した文脈解析により、メール本文や添付ファイルの内容を総合的に分析し、人間の判断に近いレベルで誤送信リスクを評価するサービス。従来のキーワードやルールベースの検知では発見が難しかった「宛先ミス」「文脈上不自然な送信」「機密情報を含む添付ファイルの誤送信」などを高精度に検出し、情報漏えいリスクを低減するという。

 また、AIが自動でチェックする仕組みにより、全メールに対する過剰な確認作業や承認作業が削減されることもメリットであり、ユーザーが本来の業務に集中できるように支援する。あわせて、AIが誤送信と判断した根拠やリスクスコアをユーザーに提示し、なぜ危険と判断されたのかを分かりやすく説明するとした。

 一方、AIが自律的に文脈を判断するため、複雑なルール設定や頻繁なルール更新が不要になり、情報システム部門の管理工数を削減する点も特長。さらに、既存の誤送信対策システムと連携すれば、AIによるリスク検知とルールベース制御を組み合わせた、より強固なメールセキュリティ環境を実現可能としている。

 なお、メール配送経路上でAI判定を実施するゲートウェイ方式により、AI分析完了までメールを確実にホールドするため、チェック漏れやすり抜けを防止し、高い安全性を実現。添付ファイルだけでなく、OCRによる画像内テキストや圧縮ファイル内の情報まで解析することで、幅広い情報漏えいリスクを検知する。

 サイバーソリューションズの「CYBERMAIL Σ」をはじめ、Microsoft 365(Exchange Online)、Google Workspace(Gmail)といった主要なクラウドメール環境に対応。「MAILGATES Σ」やクラウド誤送信対策サービスとも連携できるため、導入にあたって大規模な環境変更を行う必要はないとのことだ。