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日立ソリューションズ、Webサイトの高速化やセキュリティ強化、AI開発にも対応するエッジ基盤「Cloudflare」を提供

「Cloudflare」の概要

 株式会社日立ソリューションズは22日、米Cloudflareとディストリビューター契約を締結し、AIエージェントの開発から運用、ゼロトラストなどの高度なセキュリティまで包括的に支援する「Cloudflare」を提供すると発表した。

 Cloudflareは、Webサイトやアプリケーションの高速化、セキュリティ強化、可用性向上を、単一のプラットフォームで実現するクラウドサービス。世界中に展開されたデータセンター(エッジ拠点)を活用し、CDNによる高速なコンテンツ配信を行うとともに、WAFやDDoS攻撃対策、Bot対策などのセキュリティ機能、ゼロトラストにもとづくアクセス制御、サーバーレス開発などのさまざまな機能を提供する。

 Cloudflareは、インターネット全体でエッジ型アーキテクチャーを採用し、ユーザーに近い拠点で高速処理が行え、AIの開発・実行環境、セキュリティ対策までを提供する。自然言語でのAI開発も可能で、AI特有のリスクにも対応する。企業はこれらにより、AIのリアルタイムでの活用や、データ転送のコスト削減、AI特有のセキュリティリスクへの対策を実現でき、インフラ設計や構築も不要で利用できる。

 世界に広がる拠点のユーザーに近い場所でAIエージェントを開発し、実行できるため、データ転送コストが抑えられ、また、AIエージェントの稼働時間のみが課金されるため、大幅なコスト低減につながる。さらに、インフラの設計や管理が不要となり、AIエージェントの迅速な開発から実行までを迅速に行える。

 WAF、DDoS対策、ボット対策でWebサイト、アプリ、APIを保護するとともに、AIのプロンプトと出力をチェックして制御することで、プロンプトインジェクションや機密情報漏えいも防ぐ。さらに、Cloudflare上のトラフィックや不正アクセス、防御状況、AIやアプリケーションの利用状況を可視化し、企業の安全なAI活用を支援する。

 従業員の安全な接続環境を確保するSASEをはじめとする包括的なセキュリティ対策を提供し、社内システムやクラウドへのセキュアなアクセス環境を一元的に構築して管理することで、AIエージェントを活用する企業のITインフラのセキュリティ最適化と、安全で柔軟なハイブリッドワークの実現に貢献する。

 日立ソリューションズは、豊富な実績を有するセキュリティ対策に加え、AIガバナンスに関するコンサルティングや、データガバナンスを支援する「機密情報分類サービス」も提供し、企業の安全なAI導入を支援していく。今後も、AIエージェント開発の内製化の支援やセキュリティ対策を強化するメニューを順次拡充していく予定で、これにより、AIエージェントの安全な活用をトータルに支援し、企業の競争力強化と持続可能な経営に貢献していくとしている。