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Cohesity、エンタープライズAIワークフローにデータ保護やリカバリー機能を統合する「Cohesity Maestro」を発表
2026年6月22日 08:30
米Cohesityは現地時間16日、エンタープライズAIワークフローにデータ保護・リカバリー・セキュリティインテリジェンスを統合する「Cohesity Maestro」を発表した。これにより、サイバーレジリエンス運用、リアルタイムテレメトリー、自律型エージェント、さらにAIを活用したエンタープライズ検索・ナレッジエンジンであるCohesity Gaiaを含む「Cohesity Data Cloud」の全機能が、Model Context Protocol(MCP)を通じてネイティブに利用可能になるとしている。
Cohesity Maestroは、サイバーレジリエンスのための「ヘッドレスアーキテクチャ」を実現する。主要なCohesityのアクション、テレメトリー情報、データ資産を、Cohesityの専用インターフェイスを介さずにAIエージェントから直接利用できる仕組みを提供する。
オープン標準であるMCPを基盤とするCohesity Maestroは、AnthropicのClaudeやOpenAIのChatGPT、GoogleのGeminiなど、企業が既に標準採用しているAIプラットフォームとネイティブに連携する。カスタム統合や独自コネクターは不要で、企業が最適なエージェントツールを利用できる柔軟性を提供する。
独自のAIワークフローを構築し、モデルやツール、ダッシュボードを組み合わせている企業に対し、Cohesity Maestroはその環境に自然に組み込まれるための機能を提供する。直接プラットフォームへアクセスする場合と同様に、ロールベースアクセス制御、認証、監査の仕組みによって管理される。
ITおよびセキュリティ運用チームは、過去24時間に環境内で何が変化したかをAIに問い合わせ、重要なリスクやリカバリーギャップを優先順位付きで把握できるようになる。その後、復旧作業、脅威ハンティング、リカバリーオーケストレーションを、既存のAIツール上から直接実行できるため、別の管理画面に切り替える必要なく利用できる。
Cohesity Maestroにより、顧客はデータ保護、リストア、ステータス確認、レポート作成、クエリー状況確認、リカバリーグループ管理、ブループリント管理、脅威ハンティングなどのサイバーレジリエンスオーケストレーションや、リアルタイムのセキュリティテレメトリーや運用シグナルをAIワークフローへ取り込み、既存業務と統合された独自のインテリジェンスレイヤーを構築できるテレメトリーおよび脅威シグナルにアクセスできるようになる。
同様に、NVIDIAのエンタープライズAIと高度なメタデータカタログを活用して、保護対象データ全体を対象に意味理解型検索を実現。より高度なAIエージェント開発のためのデータインサイトを提供する「Cohesity Gaia」(Gaia契約ユーザー向け)や、対話型レポーティング、異常検知、運用アクションを実行するCohesity Copilot、リカバリーグループやブループリントを管理するCohesity RecoveryAgentを提供するCohesity AIエージェントにもネイティブにアクセスできる。
Cohesity Copilot、RecoveryAgent、GaiaのMCP対応は既に利用が可能。Cohesity MaestroのMCPインターフェイスおよび追加エージェント機能は、2026年後半の提供を予定している。