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NEC、「BluStellar Academy for DX」を人材戦略伴走型サービスとしてリニューアル
2026年4月23日 15:33
日本電気株式会社(以下、NEC)は22日、DX推進に不可欠な人材育成をワンストップで支援する「BluStellar Academy for DX」について、段階的に全面リニューアルを実施すると発表した。
「目的」「計画」「育成」「評価」という企業の組織変革サイクルの全フェーズにおいて、独自のAIエージェントを活用することで、AX(AI Transformation)人材の育成およびAIネイティブな組織への変革を伴走型で加速・推進する。また、BluStellar Academy for DXでは、社内のAX文化醸成を後押しする新サービスを、AI/AIエージェントによる自動化機能を搭載し、5月から順次提供開始する。
NECは、2013年から社内で積み重ねてきたDX人材育成のノウハウと実績をもとに、2019年から社会課題を解決できるDX人材を輩出するための人材育成サービスを提供してきた。これまでは、多様な研修プログラムを整備し、計画に基づく目的ごとの人材育成メニューを提供してきたが、今後は、AX人材の育成やAIネイティブな組織変革を見据え、人材戦略伴走型サービスへと進化させるため、BluStellar Academy for DXを全面リニューアルする。
具体的には、NECの伴走支援によって、課題設定から分析・検証、施策立案・実行まで一貫してサポートしていく。AIネイティブな社会を前提とした最終ゴールを設定し、変化する状況に応じた動的な評価と、一人ひとりに最適化された育成メニューを提供することで、AI伴走型による組織変革サイクルを実現する。
さらに、「目的」「計画」「育成」「評価」という人材戦略の全フェーズにおいて、これまでの人材育成に関する取り組みで培ったNECのノウハウを活用した独自のAIエージェントを導入し、組織変革をさらに加速する。
「目的」のフェーズでは、人材育成の出発点として、AIネイティブな社会を見据え、各組織の戦略や将来ビジョンと連動した人材像の定義とレベル設計を行う。これにより、「どのようなスキル・マインドセットを備えた人材を、どのレベルで育てていくべきか」を明確に設定する。NEC独自のフレームワークやAIエージェントによる分析を活用することで、組織ごとに最適な人材要件や成長イメージを可視化し、育成計画の精度向上に寄与する。
「計画」のフェーズでは、現状(As-Is)と目指す姿(To-Be)のギャップを的確に把握し、タイムリーかつ柔軟に埋めるための人材育成計画を策定する。単に既存の研修メニューを適用するのではなく、顧客それぞれの業務内容や課題、要望に合わせてプログラムを再設計する。また、進捗や環境変化にも即応できる動的な計画運用を実現する。
「育成」のフェーズでは、AIを活用したパーソナライゼーションにより、一人ひとりの現在地や目標に応じた最適な育成プログラムを提供する。また、AIネイティブな組織への変革に向けて、NECが伴走しながら、人材戦略の策定段階から組織全体の文化醸成まで、一貫して支援する。
例えば、AXを社内に根付かせるため、社内コミュニティの立ち上げや運営にも取り組む。こうした教育・育成と組織・風土改革の両面からのアプローチにより、新しい知識やスキルが現場に定着し、挑戦や変革が自然に生まれる組織づくりをサポートする。
「評価」のフェーズでは、AIを活用し、人材育成や組織変革の進捗・成果をタイムリーかつ動的に評価する。さらに、その評価結果を次の戦略ゴールや育成計画へと速やかに還流することで、継続的な成長サイクルを実現する。
また、今回新たに、AI/AIエージェントによる自動化機能を搭載したサービスの提供を開始する。同サービスは、AXを加速させるためのナレッジチェックやディスカッションを通して、組織と人材が双方向で共有・検討する時間を設けることで、「習慣化」や「共通言語化」を促進し、社内文化の醸成を支援する。これまで人手で実施してきたナレッジ提供に関する各種工程については、AIエージェントおよびAIトレーナーによる自動化を進め、個々に最適化されたパーソナライズドな学び・情報発信を実現する。

