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キヤノンITS、画像AI連携プラットフォーム「Bind Vision」を強化 カメラ映像のリアルタイム閲覧や録画映像の確認などを可能に

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は21日、映像とデータを統合的に扱う画像AI連携プラットフォーム「Bind Vision」において、カメラ映像のリアルタイム閲覧や録画映像の確認、現場での判断や対応内容を記録できる機能を拡充すると発表した。

 Bind Visionは、画像解析AIシステムにおいて重要な役割を担うWebシステム機能をクラウドで提供するサービス。Web APIを通じて画像や数値データ、AI解析結果を登録・配信でき、PCやスマートフォンのブラウザからダッシュボード上で映像やデータをわかりやすく閲覧できるという。また、オプション提供している水位測定AIなどと組み合わせることで、防災システムとしても活用できるとのこと。

 今回は同サービスのプラットフォーム機能を強化し、従来の静止画による確認に加え、リアルタイム映像の閲覧や録画映像の再生、カメラ操作までを、PCやスマートフォンのWebブラウザから「Bind Vision」上で一元的に行えるようにした。これにより、複数の画面やシステムを切り替えることなく、現場の状況を映像でまとめて確認できるようになる。

 また、オプションの煙検出AIをエッジAIとして実装することにより、異常の兆候や状況の変化を、より迅速に把握可能になるとのことだ。

 今回はさらに、現場での判断や対応内容をダッシュボード上に直接記録できるメモ機能を追加。映像やセンサーのデータ、グラフとあわせて情報を残すことで、状況確認から判断、記録、振り返りまでを一つの流れで行えるため、より実務に即したプラットフォームとして活用できるとしている。

 これらの新機能の価格(税別)は、メモ機能(メモコンテンツ)が月額200円、操作によりカメラの向きやズームを自由に変更できる「PTZアプリ」が月額2000円。エッジコンピュータ搭載AIによって煙の検出・通知を可能にする「煙検出AI(エッジAI)」は月額125万円から、AXISカメラ搭載AIによって煙の検出・通知を可能にする「煙検出AI(カメラAI)」が40万円からで、別途、年間保守費用(エッジAIの場合はエッジコンピュータ費用も)が必要になる。

 また、これらの機能を利用するには、プラットフォーム利用料(月額3万円から)も別途必要となる。