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dinos、基幹システムなどとのデータ連携基盤として「ASTERIA Warp」を採用

 アステリア株式会社は7日、企業データ連携(EAI/ESB)製品の「ASTERIA Warp(以下、Warp)」が、総合通販事業を展開する株式会社dinosのデータ連携基盤として採用されたと発表した。

 dinosは、カタログ、テレビ、ECといった複数の販売チャネルを通じて、家具・家庭用雑貨・食品などの商品を提供する総合通販事業を展開している。事業の成長に伴い、業務効率化やシステムの柔軟性向上が求められる中、既存のデータやシステムなどの情報資産を生かしたDX推進に取り組んでいる。

 同社では従来、基幹システム(IBM i)と各種システム間のデータ連携を、連携元・連携先ごとに個別開発していたため、開発・保守の負担が増大していた。加えて、開発コストの高止まりやシステムのレガシー化、属人化といった課題を抱えていた。

 こうした課題を解決し、さらなるDXを推進するため、基幹システムを置き換えることなく連携処理を一元管理できるデータ連携基盤構築に向けた検討を開始した。

 その結果、熟練のITエンジニアでなくても開発できるノーコードで属人化を抑制できることや、IBM iとの確実な連携に加え、REST APIなどを用いた接続性が優れていること、フローデザイナーにより連携処理全体を俯瞰でき、処理の可視化・標準化が容易であること、開発効率を高める優れたデバッグ機能を搭載していることを評価し、Warpの採用を決定した。

 dinosでは開発経験者と未経験者の2人体制で、基幹システムと商品管理システムのフロントエンド「Mendix」やECシステム間を連携して、リアルタイム処理を実装し、導入から約5カ月で本番稼働を実現した。これにより、従来は個別に構築されていたシステム間連携を標準化・可視化し、保守や改修時の属人化を軽減した。

 さらに、「連携といえばWarp」という共通認識が醸成されたことで、社内でのWarp活用が加速し、顧客向けはがきの作成・印刷・発送業務を外部委託するBPOにおいても、委託先とのデータ連携をWarpで円滑化した。業務のシステム化やアウトソーシング拡大により、コア業務への集中を後押ししているという。

 dinosでは今後、Warpによるデータ連携を社内全体へ拡大し、全社的な業務効率化と、連携基盤拡張の内製化にも積極的に取り組む計画としている。

 アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能をさまざまな業界に拡販するとともに、ノーコードの特長を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献していくとしている。

各種システムとの連携イメージ