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経営管理・予算管理システム「Sactona」、AIが月次実績データの異常点を判定する新機能
マネーフォワードコンサルティングがβ版として提供を開始
2026年4月8日 10:00
マネーフォワードコンサルティング株式会社は6日、経営管理・予算管理システム「Sactona」において、AIが月次実績データの異常点を判定する「AI異常点検知機能」を追加すると発表した。なお、同機能はグループ会社のアウトルックコンサルティング株式会社との共同開発となり、今回はβ版として提供を開始する。
Sactonaは、予算策定から実績分析までを一元管理する統合型経営管理ソリューション。中期計画、事業計画、経営計画、予算編成、予算実績管理、見込み管理、グループ管理、経費予算管理、プロジェクト管理など、多様な管理会計・経営管理業務に適用できる。さらに、企業ごとのニーズに応じた柔軟なシステム設計やアプリケーション開発も行えるため、複雑な経営管理業務が必要となる中堅・エンタープライズ企業での採用が進んでいるという。
今回提供を開始する「AI異常点検知機能」は、過去12カ月分の実績データをAIが独自のアルゴリズムによって自動解析し、急激なデータ変動や予測値からの乖離を検知するもの。統計的な異常値に加えて、トレンド変化や複数項目間の相関関係、回帰分析による乖離などが対象で、汎用的なAIモデルでは判別が難しい各社固有の組織階層や配賦ロジック、複雑な勘定科目の相関関係を学習するため、ビジネスの実態に即した精緻な異常検知に対応するとしている。
なお、異常と判定された数値のセルは自動でハイライトされ、判定理由がコメントとして表示されるため、要因把握にかかる手間が削減されるほか、異常検知からワンクリックで、関連する明細データや過去トレンドへ直接遷移できる。こうして、異常の原因究明からデータ修正後の着地見込みの反映までがSactona上で完結されるので、意思決定のリードタイムが最小化されるとのことだ。
