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サイバートラスト、サポート終了を迎えたOSSの脆弱性対応を支援するサービス「TuxCare ELS」
2025年12月15日 08:00
サイバートラスト株式会社は11日、サポート終了を迎えたオープンソースソフトウェア(OSS)の脆弱性に対する修正サービス「TuxCare ELS」を提供開始すると発表した。
「TuxCare ELS」は、OSSのコミュニティによる公式サポート終了後も、新たに発見された脆弱性を修正するセキュリティパッチを継続的に提供するサービス。ソフトウェアのバージョンアップやアプリケーション改修をすることなく、脆弱性に対する修正のみを適用し、現在のシステムを安全に使い続けられる点がメリットという。
対象としては、AlmaLinux、CentOS、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)といった、サーバーで利用される主要なLinux OSをはじめ、Webサービスの基盤を中心に、PHPやPython、OpenJDKなどさまざまなOSSをサポートしており、インストールメディアや標準リポジトリ以外から入手したOSSにも適用できる。また、標準提供の同一OSSと並行利用できるため、動作不具合などが発生した場合には切り戻しを行えるとしている。
ラインアップとしては、物理・仮想サーバーで直接、対象のOSSを利用している場合を対象とした「サーバープラン」、物理・仮想サーバー上のコンテナ内で対象のOSSを利用している場合を対象とした「コンテナホストプラン」、対象のOSSを利用したアプリケーションを稼働させる場合を対象とした「開発者プラン」の3種類のメニューを用意した。