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ALSI、4つのソリューションを組み合わせてエンドポイントのセキュリティを向上させる新サービス
2025年11月20日 13:11
アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は19日、エンドポイントのサイバーレジリエンスを強化するセキュリティパッケージ「Endpoint Cyber Resilience Suite」を提供開始すると発表した。
「Endpoint Cyber Resilience Suite」は、サイバーレジリエンスの向上に必要なエンドポイント対策を包括的に実現できるセキュリティソリューション。「特定」「防御」「検知」「復旧」のそれぞれに対応する4つのソリューションから構成されており、対策の優先度やコストに合わせて段階的に導入できるサービスメニューが提供されるという。また、AIによる自動化とALSIのトータルサポートにより、中堅・中小企業でも手軽に導入・運用でき、サイバーレジリエンス強化を早期に実現可能な点も特徴とした。
「特定」では、「InterSafe Darkweb Monitoring」を用いて、ドメインもしくはキーワード情報をもとに、ダークウェブ・サーフェスウェブ上に情報が漏えいしていないかを調査し、必要な対策と合わせてレポート形式にまとめ、提出する。
また「防御」では、日本HPのアプリケーション分離ソリューション「HP Sure Click Enterprise」を活用。メールに添付されたファイル、Webからダウンロードされたファイルなどウイルスの感染リスクがあるものについては、PC内で構築された仮想環境に分離してファイルを開くことにより、PCへのウイルス感染を防ぐという。
「検知」では、SentinelOneのEPP/EDR製品である「SentinelOne」を利用し、AIを用いた自動検知によってマルウェアを実行前に排除する。万一、侵入を許してしまった場合も、「SentinelOne」の機能を生かしたALSIのSOCサービスにより「復旧」を実施。短時間でシステム修復やファイル復元を行えるため、復旧のコストも削減できるとのこと。
ALSIでは、こうした仕組みにより、外部・内部の脅威を包括的に対策し、中堅・中小企業における導入・運用コストとリソースの課題を解消するとしている。
